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2007年 11月 01日
・午前中から吉祥寺にて桐野夏生ロング・インタビュー。「文藝」の次号特集用です。遂に完結した『東京島』、目下連載中の『IN』『ポリティコン』といった近作・新作を中心に現在の心境をじっくりと伺う。桐野さんとの話はいつも途方もなく刺激的だ。彼女の「小説」への取り組み方は他の作家とはまったく違っている。最後にふたりで椅子に座ってニッコリ見つめ合う、みたいな誰の為なのかよくわからない謎のサービス・ショット(?)をカメラマンに指示されて大いに照れました笑。
・トンボ返りで早稲田へ。いつにもまして四方山話に。。。 ・事務所で仕事。ウンウン。 #
by ATSAS
| 2007-11-01 23:26
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2007年 10月 31日
・桐野夏生さんの雑誌連載小説3本をサクサク読む。凄く面白い。
・六本木クロシング@森美術館。d.v.dのymgこと山口崇司さんも出品しているので。というかd.v.dの「プレイ×プレイ」(木村覚)パフォーマンスを実体験できます。 #
by ATSAS
| 2007-10-31 23:21
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2007年 10月 30日
・今日もムサビは芸祭準備でお休み(休みでよかった…)。
・朝からベクトルズの作業。うー。 ・事務所に行って「E」の作業。わー。 ・帰宅して〆切に遅れ過ぎの5000字程の原稿を必死で書き終える。ひー。 ・じっとしてても頭がクラクラして、目眩が。。。 #
by ATSAS
| 2007-10-30 23:16
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2007年 10月 29日
・昨夜〜今朝の「LIFE」のテーマは「ぼくのしょうらいのゆめ」。番組冒頭で子どもの頃の夢を聞かれて、ペリーメイスンになりたかったと告白する(?)。不調なりに何とか朝まで。
・津田君に「佐々木さんて思ってた以上に夢のない人なんですね」とゆわれる。そ、そうかも。僕は実際、こうなりたい、とか、こうありたい、とかはあまりなくて、そもそも能動的に何事かを自ら生産するということはホントは出来ればなるたけやりたくないというか、無為且つ受動的に時を過ごしていければそれで全然幸せという人間なので、やはりこれといった「夢」は持っていないし、持たない方がいいと決めている節もある。僕は今の自分になりたかったわけでも、なろうとしてなったわけでもなく、ただ、この自分にしかなれなかった、ということでしかない。 ・ポッドキャストの中で、つい来年書く予定の本のキータームを口に出してしまった。 ・と、ここまでが昨日からの話。そして朝6時過ぎに帰宅して寝たが、ぜんぜん熟睡できず。 ・事務所に寄る時間がゼロになってしまった。 ・そしてふたたびTBSへ。「ストリーム」はチャットモンチー。 ・ねむいというよりもしんどい。カラダもアタマもガタガタ。月に一度とはいえ、これはやはりキツ過ぎる。 #
by ATSAS
| 2007-10-29 23:49
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2007年 10月 28日
・野矢茂樹『大森荘蔵』読了。極めてよく纏まった、行き届いた大森哲学の入門書。たとえば大森ークワインに限らずとも、結局のところウィトゲンシュタインの先に進もうとすると、どうしても一種のホーリズムになってこざるを得ないのじゃないだろうか。
・〈新装改訂版〉であることを知らずにスルーしかかっていた綾辻行人『十角館の殺人』。初読の際、あの“たった一行”に遭遇した時の、まさしく「世界」が反転するような鮮やかな驚きを、まざまざと思い出しました。いわゆる新本格ミステリの産声を記したとされるこの作品ですが、久々に読み直してみて(もしかしたら二十年ぶりかも?)、評論などでもたびたび引用される登場人物「エラリイ」の「ミステリ=知的な遊び」論よりもむしろ、プロローグの中にある傍点付きの一文、すなわち「重要なのは筋書ではない。枠組なのだ」の方がはるかに甚大な意味が込められていると感じました。構造主義とポスト構造主義とがほとんど同時にやってきた日本という国で80年代に綾辻氏と同じく若者をやっていた自分にとっては、「構造」とは生の悩ましさと世界への疑りをクリアカットしてくれる便利な道具であると同時に、どこかアイロニカルなものでもありました。重要なことは、構造=枠組をこしらえた者もまた枠組の中に在るしかないということ、そして、そう在るしかないということを何度も、常に思い知らされざるを得ない、考えざるを得ないということです。 ・黒岩嬢を相手に、ノーボディ編集の『コンナオトナノオンナノコ』パンフレット用に冨永論を喋る。そういえば以前のエントリで、僕が『コンナオトナノ』気に入ってない?云々という件について書きましたが、黒岩さんによると彼女は僕が「気に入ってない」ではなく「語りにくい作品だよね」的なことを言っていたらしい?ということを又聞きで聞いたのに過ぎないということで、そもそも情報の精度としては不確かな上に、それを更に曲解?してブログに書かれると多方面に迷惑がかかる恐れがあるということで、訂正しておけと指示を受けました。スマンです。僕は『コンナオトナノ』はとても気に入ってますし、2時間も語りましたよ。 ・とはいえ、延々語っている時からどうも体調が変。喉の一部に異物感があり、躯全体が熱っぽい。頭がぼーとする。 ・あらゐけいいち『日常』2巻。大傑作。「日常の25」「26」あたりなんて最高。 ・というわけで、深夜にのこのこTBSへ。き、きつい。 #
by ATSAS
| 2007-10-28 23:03
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