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2007年 09月 03日
・そういえば昨日は、NAMURA ART MEETINGの高橋悠治×浅田彰の対談/演奏を大阪まで観に行くつもりで予約までしてあったのだが、諸事情により断念。残念。
・春日武彦×平山夢明『「狂いの構造」〜人はいかにして狂ってゆくのか?〜』。予想どおりというか期待どおりというか学究的な要素はほぼ皆無で、全編、平山氏の明朗快活なキチガイ話の数々に春日氏がひたすら相づちを打つ、というような内容。平山氏のノリに引き摺られて春日氏の一人称が「俺」のべらんめえ調?になってしまってるところが何ともおかしい。 ・最終回へのカウントを(勝手に)開始した「クロスビート」のコラムを慌てて。今回は最近大活躍著しいジュセッペ・イエラシです。12Kからの新作ソロがなかなかよかったので。 ・今日のTBSラジオ「ストリーム」は復活相成った岡村ちゃん。逮捕のことを何度も喋ったら、あとでウチの荻原に「あんなことよくラジオで言って平気ですね」とか言われる。アホかと笑。岡村ちゃんはプレスリリースにちゃんと全部書いてあるんだよ。そもそもニッポンは「罪を犯しても御祓を済ませた(ことになった)らもうなかったことにする」というワケのわからん慣行があり、そういうのって本当に気持ちが悪い。「なかったことにする」は「わかってても言わない」と同義で、それが慎みや礼節であるということになっているのだが、ホントはそれだけじゃなく、実は「まだ知らない人にはわざわざ分からせる必要はない」「これ以上事実を拡げたくない」ということでもあるわけだ。それにどうせ「なかったことにする」のなら、もっと完璧に最初から隠せばいいものの、いちばんヘンなのは、ほんとうは皆知っていても、まるで知らないかのように口を噤む(フリをする)のが良いことだとされているという点で、そういう感じって、この国のあらゆるレベルで蔓延する、僕がかねがね「…てことにしておこう問題」と呼んでいる嫌らしい心性とモロに繋がっていると思う。 ・EBISU 303にて、チダコウイチのFURの東京コレクション。昨日のエントリでも書いたように、ヘアスタイリスティックス(中原昌也)、伊東篤宏、宇波拓のオリジナルの新曲3トラックを同時に再生する。予想通りというか予想以上にスゴかった。。。おそらく評判は真っ二つかと思われますが、とにかく前代未聞のファッションショーであったことだけは間違いないです。僕的には大満足でした。終わってから、すごく久々に会ったデザイナーのリサちゃんに(お、このあたりなんか渋谷君風)、「なんか敦さんの昔のイベントみたいだった」と言われて嬉しくなりました。そうそう、本当にまるで往年のUNKNOWNMIXみたいだった。宇波君にはライヴ・レコーディングをお願いして、本番中ずっと僕の隣にいてくれました。伊東さんも来てくれました。そして中原先生は、7時からなのに6時50分まで家で寝ていて、しかも間違えて先に打ち上げのパーティ会場に行ってしまったということで(何が何だか笑)、トリプル音楽を聴くことは叶いませんでした。しきりに残念がっておられましたが、ホントに残念だと思ってるのかは相当微妙。そして「本番は観れなかったけど打ち上げだけは僕が一番詳しい」と宣う中原君の先導で、パーティ会場へと赴きましたとさ。ともかく皆さんお疲れさまでした。
by ATSAS
| 2007-09-03 23:38
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