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2007年 03月 11日
・そういえば昨夜判明(?)したのだが、僕と池田亮司はなんと誕生日が同じ(7月8日)だった!長い付き合いなのに今までまったく知りませんでした。
・午前中に、今回の山口出張の本来の目的であった「ローリングストーン」日本版の坂本さんインタビュー。編集のI田さんとフォトグラファーの恩田君は今日入りなのだが、僕はせっかくだから前乗りしてライヴも拝見させていただいた次第。ちょうど同誌は昨日が創刊日。高橋幸宏さんのインタビュー記事が載っています。坂本さんは次号に登場予定。インタビューはいつも通り、リラックスした雰囲気の中にも、ふと思い出したように深い考察が繰り広げられたりして、とても面白かった。 ・戻りの飛行機は夜なので、午後2時からの浅田彰司会による坂本×高谷のアーティストトークも聞いていくことに。YCAM内のイタリアン・レストランで昼食。オリーヴオイルの効いたペペロンチーノが美味しかった。坂本さんの話は朝のインタビューと重なる部分もあったが、浅田氏のいつもながらの、いやいつも以上に雄弁かつ力のこもった名伯楽ぶりもあって、非常に充実したトークになっていた。YCAMのホワイエを階段部分まで埋め尽くした沢山の観客の方々も大満足だっただろう。 ・トークが終わってもまだ時間があったので、また同じレストランに入ってお茶を呑む。TPAMの時に紹介されて、僕のプログラムにも来てくれた(DVDを絶賛してくれた)ベルリンのトランスメディアーレのステファン君が居たので、I田さんたちに紹介して同席。彼は以前はメディア・アーティストとしても活動していたが、現在はライターをメインにしているのだそう。トランスメディアーレは僕も昔、行ったことがあるが、彼はその頃はまだ関わっていなかったようだ。ステファン君が去って、池田君が顔を出す。昨年末にパリに二ヶ月住んでいたというI田さんが、現在はパリ在住の池田君とマル秘スポット(?)の話をしていた。池田君に「もうあんまり音楽には興味ないんでしょう?」と問われるが、いやいや、何かを考えたい=何かを書きたいと思えるものが少なくなっているだけで(そして他のジャンルにそーゆーものが増えているだけで)、今も三つほど割と大きな論考を準備しています。池田君の今後の動きにももちろん引き続きすごく期待している。なにしろ同じ誕生日なんだし笑。 ・YCAMからタクシーで宇部空港へ。ちょうど帰るところだったサンレコの國崎さんも同乗。サウンド&レコーディングマガジンとローリングストーンの編集者が同席するなんて、東京では滅多に見られない。7時半に離陸。空港からもタクシーで送ってもらって帰宅。良い旅だった。 ・そういえば、I田さんが今月の「小説現代」で平野啓一郎氏が僕の本について書いてくれていると教えてくれたので、帰りがけに書店で見てみた。平野さんとは面識はないのだが、非常にちゃんと読んでいただいて、ありがとうございます。なんらかの形でレスポンスをしたいと思っています。
by ATSAS
| 2007-03-11 23:22
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