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2007年 01月 01日
今日からこの場所で、日々考えたことや感じたこと、思いついたこと等を書き付けてゆこうと思う。
実を言うと、このブログはちょうど一年前からすでに準備してあったのだ。タイトルを決めてイメージ画像を貼り付けて、何度かエントリも書きかかったりしていたのだが、日々の仕事に追われている内に、あっという間に365日が過ぎ去ってしまっていた。まったく時間というものは恐ろしい。 実際、2006年は本当に以前にも増してあっという間に終わっていたのだが、それでも一年の間にやったことを思い起こしてみると、それなりに、というか、まあかなり色々とあったことがわかる。数年来の懸案だった「美術手帖」連載のサウンド=アート論も理想的な形で一冊の本に出来たし(『(H)EARーポスト・サイレンスの諸相』)、これも数年前からアイデアを暖めていた文芸誌以外での文芸時評もスタートした(「絶対安全文芸時評」@スタジオボイス)。四つの大学で授業をしたし(ちなみに来年度からはムサビと早稲田の二校になる予定)、いま数えてみたらHEADZでは23枚のCDをリリースしていた。 しかしそれでも、取りこぼしたままの仕事もあるし(とりわけ大きいのが原書房の「90年代論」だ。これはどうしても春くらいまでには決着を付けたい)、反省すべきことも多い。今年はまず残った宿題をひとつずつこなしていくのが先決だけれど、これは悪いクセ(?)なのかもしれないが、また新しいことも幾つか始めてみたいと考えていて、ここはそのひとつ。とりあえず、適当にダラダラ書いていいのがブログの良いところなのだから、力まずに楽しんで続けていければと思う。今日は最初の日だから、まずはこのくらいで。
by ATSAS
| 2007-01-01 23:00
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