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2007年 10月 19日
・うわ、なんか風邪ひいちゃったみたいだぞ、、、
・「批評家養成ギブス」。今日は「音楽批評2」で、課題について受講生が書いてきた批評文にコメント。ちなみに課題としたCDのリストは以下の通りだった。 1)ダイナソー・L『24-24 MUSIC』 2)HOSE『HOSE』 OR/AND 宇波拓『Malignitat』 3)TBA『SIZE AND TEARS』 4)多羅尾伴内楽團『多羅尾伴内楽團vol.1&vol.2』5)ゆらゆら帝国『空洞です』 6)杉本拓『Doremilogy』OR/AND 杉本拓&佳村萌『さりとて』 7)田中フミヤ『Via』DVD 8)パラダイス・ガラージ『奇跡の夜遊び』 9)KANYE WEST『GRADUATION』 10)THURSTON MOORE『TREES OUTSIDE THE ACADEMY』 ここから好きなディスクを選んでレビュー/ライナーノート/コラム/その他、みたいな形式で自由に批評文を書け、というのが課題だった。だが、受講生20名の内、課題を提出したのは5名で(とはいえ一人で4本書いてきた人が1名、2本が2名いて、しかも非常に長尺のテクストを書いた者も何人か居た)、批評対象も1)2)6)7)のみに偏り、他の6枚にトライした者は誰もいなかった。人数はもう少し多いかなあと思っていたのだが、とはいえ課題提出はまったく必須ではないし、今後、映画批評、文芸批評と進んでいくので、そっちで頑張ってくれる人もきっといるだろう。そして、提出された批評文はいずれもかなりレヴェルの高いものだったと思う。おおまかに「音楽批評」といっても(僕の定義ではディスクレビューとかも「批評」に成り得るので)その形式の範囲はかなり広いわけだが、「情報」にも「感想」にも還元されない「批評」としての存在様態に、提出者それぞれがそれぞれのやり方で迫ってくれた。次回以降にもおおいに期待。
by ATSAS
| 2007-10-19 23:00
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